2003年9月30 屋久島出張編

急遽決まった出張は観光ではなく「パソコン修理」なのだ。北埠頭からトッピーで行く。私のPCはG4なのだがチケットの座席はG3だった。
屋久島の宮之浦に到着。すばらしい世界文化遺産の屋久島の山々、間近で見ることはできない。仕事なのだ。


日帰りの予定だったのだが、作業が長引く。
お客様の会社のPCは、なかなか機嫌を直してくれない。
まっ暗な画面で止まったままのPCはやむなく再インストール、ネット設定、プリンタ設定、ウィンドウズって嫌いだー。


予想以上に時間がかかる、、ああ最終のトッピー(フェリー)出航時間がせまりつつある、嫌な予感、何度やってもプリンタを認識しない、、。USBコードを新しく交換してもダメ。途方にくれる、、。PC側とプリンタ側のUSB受け口を清掃。これ(受け口の接触不良)が原因だった。
やっと認識。ドライバインストール。さぁかえれるゾ!。と同時にフェリーが出航。ドラマのように同時刻。、、、


やむなく一泊を余儀なく、、ああ。
うなだれる私に依頼者は「時間はあるし、せめて島のあちこち見てきたら?」と親切に車を貸してくれた。宮之浦の現場から島を左回りで20分ほどのここは「吉田」。NHKドラマ「まんてん」の撮影があった場所です。「まつり」の旗は何の意味かは知りません。
(ひそかに(ひそかにってヘンだよな。)まんてんをずっと見ていた私は「ああ、ここなのね〜」と感激。
「そうそう、ここ、みたことある!」
「たしか、ここも見たことある、」
とても綺麗な「いなか浜」。夕方なのが悲しい。
さらに左回りで15分ほどの「屋久島灯台」去年来たときは手前の建物は工事中でした。
意味もなく、カメラマンはかならず撮る「夕日」。使い道はない。
「キレイな景色」だと思って撮った場合、たいがい写真になると、そうではなく見える。


昼に食事した「潮騒」という処、夜は飲み屋さんになる。仕事の依頼者に勧められたここのステーキがビックリするほど美味しい。「でしょ?屋久島でステーキっておもわないでしょ、普通。でもここのはおいしいんですよ」と、言われる通り、すんごくおいしい。びっくりした。
(宣伝依頼など受けていません。あしからず。)


で、そのあとは「おきまり」のノミニュケーション。(飲む+コミュニケーションの造語)依頼者とビールぐびぐび、またぐびぐび。いろいろ話してまたぐびぐび。やり遂げた仕事の後はおいしいのだ。
飲んだくれて帰ってきて、先方に予約していただいた民宿。「入浴は10時まで」と書いてあったが、酔った私は腕時計が11時と示しているのにぱぱぱっと服を脱いで「ざばっ」とはいっちゃった。でへへ。ごめんなさい。「あっ!」入ってから気が付いた。「タオルがない!」ま、いいか。風呂から上がったら、ぴょんぴょん跳びはねてしずくを落とし(たつもり)、服を着た。げ〜。
ま〜、どでかい「やっでこ」(ヤツデグモ)。ひさしぶりにこんなビッグサイズのをみた。おおよそ20cm。
部屋のなかには殺虫剤がおいてある。夜は蛾などの虫の多いこと。って、これ、からっぽじゃん。意味無いし。
クーラー、、ってこれも「使用できません」って張り紙が、、ああ。
ラジオもない静かすぎる部屋。こんなときは、そうだ。ネットラジオがあるじゃないか。文明の利器、ノートパソコンをとりだし、、
コンセントはあったので、、
拝借。
携帯電話でネット接続、、と。
えっ!PHSの電波、とどかない、、とほほ。静かに寝ろって事なのね。
しかたなくタバコふかして寝ました。
帰りは安房港。朝6時。フェリー乗り場の前にも「まんてん」のロケ地案内板がありました。
屋久島はとてもいいところです。ぜひ又行きたい。できれば観光で。