2004年2月12-15日 沖縄-久米島

撮影の仕事で沖縄の久米島を訪れました。以前沖縄には行ったのですが、久米島は沖縄本島とは、またひと味違う雰囲気です。
「沖縄の久米島」というよりは「久米島は久米島」という感じでした。

沖縄到着から久米島までの乗り継ぎに時間がありましたので、沖縄本島の「ひめゆりの塔」へゆきました。ここに着たのは2回目です。資料館にある、当時の女子学生が書いた作文を読んで、また涙を流してしまいました。
久米島へ到着は夕方になってしまいました。今日は撮影はできません。しかたないので今夜は飲むドー。
空港からホテルまでのタクシー。おそろしいほど低速で走行するオジ(イ)さん運転手。前を走る軽トラックも時速20kmくらい。タクシーも時には時速18km。追い越しなんてしません。オイオイ。軽トラは方向指示器出さないで曲がってるよ。おねがいだからもすこし早く走ってヨ。
景色も暗くなってきたタクシーのオジさんは、しきりにパッシングをしています。対向車がハイビームのままなのです。やっと対向車がロービームに変えました。「フフッ、眩しくて前がみえないからネー」沖縄弁口調のオジサンは対向車に勝ち誇ったように笑顔です。
やがて前方に見えてきたホテル、「あれがイーフビーチホテルですかね?」「、、、ちがうよ。フフッ。」(沖縄方言口調)
(「フフッ」てナンだよ!じゃあ何なんだよ!)
タクシーのオジさんは笑顔で運転しています。「サービス」とか「接客」とか無縁のようです。結局教えてくれなかったナゾのホテルを通過して、私達の宿泊する「イーフビーチホテル」に着きました。
久米島の「飲み方事情」は私の理解をはるかに超えていました。スナックなどの店の前には客の車がいっぱい駐車しています。車道、歩道、右側駐車もいます。しかもすべて飲酒運転?
女性の少ないスナックの、隣に座ったお店のおネイチャン曰く「もすこししたら他の女の子も出勤しますから。そのかわり私は早く帰れるから、」「何時に?」「3時」「3時!?」「他の人は?」「朝まで」「朝!?お客は?」「朝まで飲んで、そのまま出勤。」「ひえ〜〜!」久米島はスゴいところです。
で、(二日酔い気味の)朝です。久米島の夜明けです。まるで外国で迎える朝のようです。
久米島の焼酎は二日酔いしにくいそうですが私はビールしか飲めないのです。飲み過ぎました。ははは。
この写真は来年の年賀状に使おうと決めました。

有名な「畳石」です。岩全体が亀の甲羅のようです。もっと広いものと思いましたが、最近は砂をかぶって場所が狭くなってきているとの事でした。

** 車での移動中は暑い暑い。クーラーかけてます。**

ここも久米島北海岸の景勝地「ミーフガー」女岩という意味。だそうです。
久米島は島1週を車で40分くらいで回れます。つまり、端から端まで20分です。走行車は普通に運転する車と時速20kmくらいの超低速で運転する車の2種類あるようです。
「熱帯魚の家」と呼ばれる磯は、本当に目の前にたくさんの熱帯魚などを見る事ができます。
久米島の海は遠浅の砂地も多く、本当に海が美しいです。

翌日。イーフビーチホテルでの朝食は、まさに「リゾート地」って感じでした。2月なのに陽射しはすでに夏のように暑いです。
部屋からの景色は最高で、夏は人で大にぎわいだと思います。さすがに2月なので客は少ないです。
撮影も終わり、久米島から沖縄へ、そして鹿児島へ向かいました。写真は那覇空港です。
沖縄よさらば。今度はいつ来れるかなぁ。

いつか「仕事」ではなく「レジャー」で行きたいよう。沖縄。