2004年2月27日 多賀山公園-東郷平八郎碑 |
咲いているハズもないのに「もしかしたら桜が咲いていないかな」と訪ねた「東郷元帥像」のある「多賀山公園」です。 |
右側に墓、左に碑、奥の上の方に像があります。 |
旧磯街道の山の上のほうにある多賀山公園から見た桜島です。 |
細い急な階段を昇り、元帥像に会えます。 東郷平八郎は1874年、加治屋町に生まれ、15才で薩英戦争に参加した東郷はイギリス軍の力を目の当たりにして、日本に強い海軍を持つことを人生の目標にしました。イギリス留学などを経て、海軍の増強に尽くし、1905年には連合艦隊司令長官として当時無敵と呼ばれていたロシアバルチック艦隊を全滅、世界の名将といわれるまでになりました。東郷元帥は晩年、東京学問所総裁を務めました。昭和9年88才で亡くなり、国葬によって多磨墓地(東京)に埋葬されましたが、多賀山には元帥の遺髪が葬られ、銅像が建てられています。墓所として多賀山が選ばれたのはこの地が鹿児島港に入る艦船から真正面に見える位置にあることと、東郷を海軍に進ませた薩英戦争の史跡、砲台跡を真下に見る場所であったからです。 |
東郷元帥と一緒に夕刻の桜島を見ました。 |
ここから鹿児島本港が一望できます。 |
日も落ちかけて、随分肌寒くなってきました。 |
ここから鹿児島本港が一望できます。 |
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東郷平八郎は今も夕日を浴びながら鹿児島本港に出入りする船を見守っています。 |