2004年11月1~4日 屋久島散策

またまた屋久島へ訪れる事ができました。(仕事で。トホホ)

とは言ってもPCメンテの仕事が思ったよりも随分早く終わってしまったので、屋久島の自然を満喫する事ができました。
とはいえ、今回は「トッピー」ではなく、「貨物フェリー」での渡島です。初めての経験、、
となりにもあった同型のフェリー。これと同じタイプの船です。
「本島よ、しばしのわかれじゃ〜」って。
PCメンテが終わってしまい、夕方なので観光もできず。なので(楽しみの)飲ン方です。またもや飲み過ぎました。
屋久島だから「飲み杉」か?
翌日、二日酔いぎみで「ヤクスギランド」へ行きました。
2年前は「白谷雲水峡」へ行ったので、今年はこちらへ、、
こちらもすごい迫力の杉です。看板には「昔の屋久杉伐採」と書いてあります。
「くぐり杉」です。白谷のとは違って、こちらのは幹が2つに別れたような杉です。おもしろがって何回もくぐったら、「くぐり過ぎです」と現地の方にしかられます(ウソです)。
50分コースを歩くつもりでしたが、へとへとになりながらも80分コースを歩いてしまいました。のどがカラカラです。
「ヤクスギランド」から車でほど近いところに「紀元杉」があります。これは車から見える場所ですのでお手軽です。
一つの提案ですが、飲み物は空のペットボトルを1つ持参するとよいと思います。紀元杉の道路向かいに「紀元命水」というわき水が流れています。
場所は写真右が「紀元命水」、左の車のある場所が「紀元杉」の見える場所です。この水をペットボトルなどに入れて持ち歩けば、ここではジュースやコーヒーなどよりよほど美味しく感じました。
こんどは屋久島の南の方、「トローキの滝」です。「千尋の滝」と近い所にあります。道路から海のほうに少し歩く道です。
小径で、すでに滝が流れる音が聞こえますが並木でよく見えません。
もすこし歩くと、ちゃーんと見える場所があります。この滝は直接、海に流れ込むという珍しい滝です。
さて、地図に従って有名な「大川の滝」を見ようと、標識に従って右折すると、、
道添いに、「大川湧水」というのがありました。あたりに侵入道がありません。まさかこの「ちょろちょろ流れるのが「大川の滝?!」写真で見たのって、これの拡大?真剣にそう思いました。、、、
あたりをぐるっと見渡すと、「あっ!」上の写真の標識の左に滝が見えます!あった。
道を少し行くと「大川の滝」の入口がありました。あの看板はマギラワワシイなあ、、それにしても勇壮な滝です。高さ88mあるそうです。
写真では絶対この迫力は伝わりません。写真の無力さを実感しました。
ちなみに左下には小さい虹が見えています。
屋久島での運転は充分注意が必要です。交通量が少ないからといって速度を出すと急に細い道になっていたり、落石で片側通行になっていたり、、
なにより「サル」が、いるのです。あちこちにいます。
「絶対エサを与えてはいけません」
たいていは、すぐ道のそとへ出てゆきますが、道路から動かないで、のさばったサルもいます。そういうのを「ヤクザる」と言います。(ウソです)
道ばたで毛づくろいをしている「ヤクザル」を見つけたので、車を止めて写真を撮りました。エンジンを止めると、意外な世界があります。

近くで木がガサガサ言うのでみると、他のサルが、なにやら木の実か何かを食べています。車を運転していてはこういうシーンに気づきません。徒歩で散策もいいなぁ、と思いました。エンジンを止めると、別世界です。すごく静かです。(あたりまえ、か。)

地図を頼りに「猿川ガジュマル」という場所を尋ねました。(またサルかよ)「ここって、本当に観光案内?」というような(けもの)道を少し歩くと、景色が一変します。左半分は杉ばかりなのに、、
右側半分は、おおおおっ!というようなガジュマルです。ジャングルのようです。
看板を見てわかるように、気合いを入れて歩きましょう。ハイヒールは絶対無理です。運動靴に限ります。(私はビジネスシューズでした。とほほ)
翌日は、「白谷雲水峡」へ行きました。ここは2年前訪れたのですが、私は、こちらのほうが好きです。なぜでしょう。どちらも険しい道のりですが、「ヤクスギ…」のほうは、へとへとになりましたが、「白谷…」は感動が残りました。
観光ブックなどに載っている「二代大杉」ですが、写真では迫力がわかりません。

実際に人がいる所を撮ると、少し解ってもらえるでしょうか。デカい、のです。ホント。迫力なのです。
写真の女性はカップルで来られていました。うらやましい、、

私は「ビジネスシューズにスラックス」という場違いな服装で、1人のんびり散策していました。すると、、

「なんだかヘンなヤツが来てるなぁ」と言いながら(言ってません)「ヤク鹿」がこちらを見ていました。動きません。私もじっとしていました。「写真だけ撮らせて」と言いました(言ってません)

散策は険しい道のりです。ゼイゼイ言いながら歩いたのでは楽しくありません。休憩しながら、あたりを見回しながら、ゆっくり歩くと、自然の景色のほうが、こちらに近寄ってきます。
「白谷雲水峡」の入口の案内のオネイサンが「その靴ではちょっと無理かも、、」と言っていた「三本足杉」まで来ました。くどいですが、これもデカいんです。写真ではわかりません。
さすがにこれ以上は無理のようですので、私はここで引き返す事にしました。「オレはここまで来たからな」と言いながら、三本杉をぺちぺちとたたきました。(言ってません。心で思っただけです)
たくさん写真を撮りました。有名な杉は、すでにたくさんの写真家の方の素敵な画像がありますので私はそれ以外の「もののけ」が歩いていそうな場所とか「もののけ」が座っていそうな杉の切り株とかを撮りました。で、そのうち、これまたものすごい杉を発見!なんじゃこりゃ、うじゃうじゃとからみついた幹か根か、と、あたりを一週したら、なんと、これは二代杉の後ろ姿だったのです。全く別の顔です。小雨が降れば「もののけ姫」の「こだま」にも会えただろうに、ざんねん。
画家が喜んで描きそうな風景がたくさんあります。というか、そういう風景だらけです。
カサっと音がしたので見ると、あ。目の前で鹿がなにか食べていました。暗かったので仕方なくストロボを使ったのですが、逃げませんでした。慣れているのでしょうか。「驚かしてすみません。」と言ったら「シカト」されました。(言ってません)
入口付近には絵になる景色がたくさんありますが出口付近にもたくさんあります。同じ場所です。わはは。
「白谷…」を降りて、ぐるっと左周りで、昨年も行きましたが「屋久島灯台」です。パンフレットなどには近くではなく、こういう写真があったので私も、と探してやっと、この場所を見つけました。
実は昨日の夕方にもきたのですが、暗かったので、また来ちゃいました。なんだか、ここにはここは来なくちゃいけない義務のようなものを感じます。
「ウミガメ産卵地」で有名な「いなか浜」です。昨日はすごい波でした。とても観光用に使えるような波ではありませんでした。
「まんてん」の撮影地「吉田」です。さすがにドラマが終わって随分経過していますのでにぎわいはなく、普通に戻っていました。「まんてんロケ地」の看板はありましたが。
とても雄大な景色が見えたので、車を止めて撮りました、、
「あっ。おっぱい山!」なんと1昨年前と同じ場所だったようです。
偶然にも2年前と同じ場所で撮っていたようです。
屋久島はリピーターが多いそうですが、そのきもち、ワカルなぁ。