錦江湾は真鯛の宝庫。(画面後ろは桜島)
(釣り人:板井浩昭 JH6PQT)

経験と個人的見解による「釣り用語辞典」(抜粋)
2009.11.29改訂/2007.10.5 改訂/11.10 チヌ追加/2010.1.17改訂/2010.4.26短歌コーナー開設
2012.1.4改訂

「釣り(釣行」は自己で止められなくなる依存症で、強い中毒症状を引き起こす事があります。
専門病院でも治療は不可能ですので充分注意してください。

 

イカ墨の跡 防波堤等にある、イカが釣れた証拠の跡の一つ。あまりに墨跡が多い時は鵜呑みにしてはいけない。小学生の下校時のワルガキのカバンの中には習字用の墨汁がはいっていることがある。スポイトで「プッ」と吐くと、それとそっくりである。
今度、墨汁と筆を持って行こうと考えている。イカ墨の多い場所に筆で「烏賊」などと書いてみようと思っている。

エギ(餌木) イカを釣る為の日本発祥のルアー。鹿児島が発祥の地と言われている。すぐイカが抱きつくような(「イカが乗る」という)釣果につながる高級エギは高い。ディスカウントショップに売っている安価なエギには私が飛びつく。

大きいクーラー 魚が嫌う物の一つ。「先日ある程度の釣果があったので、そろそろ必要かな」などとバーゲンで思い切って買ってはいけない。これを持って行くと、途端にその日から釣れなくなる。車のトランクにそっと隠し持ち、現場には、いままで通りのボロい小さめクーラーを持って行く謙虚な気持ちがよい釣果につながる。

鹿児島県 南国でありながら釣り番組でも釣り誌でも話題になる事が少ない県。長崎、熊本などではいつも「これでもか」とばかり釣れる内容が多くても、鹿児島取材番組では「こんな日もあるんですねー、またがんばりましょう」とか、釣り誌でも記事は少な目。にぎやかなのは唯一錦江湾の船釣り。ヘチ釣り(防波堤釣り)など1日かけて薩摩半島一周しても何も釣れない日もある呪われた県。芸能人による釣り番組が鹿児島であるときは釣れない時間が多い為、釣り番組でなく、タレントのプライベートを話すトーク番組のようになる。私が出演した時もそうなった。おまけに再放送まであり、顔から火が出そうだ。

カメラ 魚が極端に嫌うものの一つ。「釣れたら記念に」などと持って行くと絶対釣れない。持ってない日にこそ大物が釣れる可能性がある。

キロ(グラム) 魚の重さを表す単位。釣れた魚の大きさを表す単位は長さのセンチや重さのキロなどがある。魚種によって選択が異なるが、船釣りでは漁師の存在が身近になり、市場に卸す魚はすべて重さで売られる為、重量のみが有効になる。よって波止釣りなどで「このクロは50(センチ)あるかなー」と長さで聞いてる人にあえて「んー、800(グラム)だ」とか「これは500(グラム)ないね」と大声で言う人を翻訳すると「俺は普段は船で大物を釣ってるんだけど、今日はたまたまここで釣ってるんだ、そんな小さいのをいちいちセンチで表現するヤツなんか相手にしたくないね」と言ってるのだ。

きんぎょ 正式名ネンブツダイ、クロホシイシモチ。 釣り好き人間による養殖魚の一つ。市販の撒き餌で異常繁殖している。悪役やピエロ的存在。何も釣れなかった時の「いいわけの為の存在」である。「キンギョが邪魔して何も釣れなかった」ではなく「腕が悪いので何も釣れないのに、唯一慰めるようにキンギョは釣れてくれた。」なのである。イカ釣り時には餌として重宝され、ブクブクで大切に生かされているが、アジ子などが釣れると、途端にバケツから放り出される悲劇的な存在。

錦江湾の潮汐 船釣りの場合、潮汐表は全く役に立たない。場所によって潮の動きが表と全く合っていない。向きや速さや潮止まりなど全くバラバラ。困ったものだ。

携帯電話 釣果を上げる魔法の電化製品。何時間もウキがピクリともしない時でも、たまたまの通話中に限ってウキは海中深く沈む。、通話中よそを見てる時は更に効果は倍増する。また、携帯電話はもともと海に生息していたらしく、油断すると「あっ」という間にポケットをすり抜けて海に帰って行く。そういう時、他人の携帯電話でそれにかけてみたことがあるのだが、絶対に通じない。(あたりまえだ。)私はこの現象のおかげで毎年携帯電話が新しいものになる。もちろんメモリーの番号は全ておしゃかである。痛い出費である。

子供(小学生以下)
 常に強力な電波のようなオーラを発生していて、魚はこれを極端に嫌う。特に大物の魚はこれに敏感で、これがいる堤防には近寄らない。オーラは10m以上効果があるので、釣り人の近くにこれがいるだけで釣果はさっぱりになる。

10cmのアラカブ
 奥さんが料理のできる既婚男性や料理好きの人には出汁(ダシ)の取れるいい魚であるが、彼女もいない、しかも料理も出来ない独身男性にはただの「えさ取り」である。これが釣れたとき、持って帰るか捨てるかでその人のプライベートがある程度判別できる。

殺気 手から竿へ、そしてテグスを伝わり鈎の先端まで伝わる電気のような物。魚はこれを感じる事が出来、非常に嫌う。「今日こそは釣らないといけない」などと考えるとその殺気はビリビリと鈎の先端まで届くので、どんな高級なエサをつけていても釣れない。この現象を回避するには竿を手から離し、置き竿で、さらに竿から少し遠ざかると良い。あるいは隣りの人と会話などをすると減少する。蛇足だが、放尿時や脱糞時、食事中は殺気は0になる。

たばこ
 釣りの意欲を測る道具(測定器)。釣りの途中でたばこの箱が空になった時、あなたの釣りに対する意欲が判る。「たばこも切れたし、そろそろ帰ろうかな」などと考える人に釣りをする資格はない。

遊漁船の船頭 「ここで大物が釣れたんだけどなぁ、前回は、」と必ず言う。翌日は当日の乗客に「昨日は大物が釣れたドぉ」と言っている。誰が釣ったか私は知らない。かといって素人同士で船釣りしたらもっと釣れない。

老舗の船頭 爆釣してる最中に他の船から調子を聞かれる電話が来ても「うんにゃぁ、今○○○で釣っちょっどん、今日はダメやっどなぁ、オタクはどげんな?そうな、今日はだめやっどなぁ」と言っている。私たちはニタニタしながら、おっ、またアタリがあったド!

タモ(網) 釣りの上達ぶりを測る道具。達人は釣行に必ず持参し、釣りをする時、最初に準備する。シロウトは万に一つのチャンスの時に、やはり準備していない。隣りの知らない釣り人に「すいませーん、」などと借りようとしたり、無理に大物をぶりあげようとして、安物の竿を「バキッ」と折って、泣きを見る羽目になる。また、「タモ、タモ、タモ!」と大騒ぎするのは「俺はシロウトだー!」と回りの人に告白しているようなものである。何が釣れたか判るまで達人は黙ってやりとりをする。「○○かなー?」等と言うのはいいが、「チヌじゃ!」などと見えないうちから断定してはいけない。上がってきた巨大なフグを見て赤面するのが関の山である。

タモ入れ 同行した友人との友好関係を測る、あるいは作る行為。自分でタモ入れまでしないと気がすまない人もいるので、たとえ知人であっても勝手にタモ入れを手伝ってはいけない。必要に応じて手伝う。親しい人ならタモ入れしてもらう事によって、より一層親しみが湧き、釣れた魚も大物であれば握手などしてしまったりして、お互い見つめ、笑顔が止まらなくなる。好まない友人のタモ入れを強要された時は、先端の環のネジ込みを浅くしておけば、タモ入れしたあとでも「クルッ」と回って獲物が落ちてしまうことがあるので注意しよう。「アッ!しまった!」などと言ってタモの環で獲物をつついたりするのも効果的である。友好関係に確実に深い溝ができ、会話は途絶え、釣り場は静かになる。そして自分の釣りに専念でき、自分の釣果につながる。

チヌ 黒鯛(クロダイ):タイ科クロダイ属 学名:Acanthopagrus schiegeli
繊細で頭が良い魚として、これを釣るために懸命に努力した。竿は先端がしなやかで細く、糸はいつ切れてもおかしくないような細いハリス、エサは針が見えたら絶対食わないと教わり、タナは潮汐に従って随時タナ取りをして海底ギリギリを這わすように仕掛けを投げた。仕掛けと撒き餌を同調させるため、三角関数を潮流を考慮して計算した。(そこまでしてないか)。仕事がおろそかになるほど没頭し、50cm級を釣って釣り雑誌に掲載された頃には飛んでるハエを箸で掴める程上達した。(なにが?)
ある日、串木野新港で小さな子供がお遊びルアー釣りセットで大騒ぎしていた。サメのようにデカい(大げさだが)チヌが上がってきた。防波堤の壁をばっちんばっちんぶつかりながら無理矢理ブリ上げられたチヌには小さな小判ザメまでくっついていた。(いや、ホント)ルアーのかわりにキビナゴを付けて投げたという事であった。その光景を見てから、私はチヌ釣りをやめた。
今でも時々私のブッ込み釣りのキビナゴに食らいついて来る。道糸6号ハリス8号にも平気で食いついてくる。どこが繊細?
ただ、この食わせテクニックは鯛釣りのテクに充分通用する。 というか鯛釣り王者になれる。
私にチヌ釣りを伝授した師匠は現在遠投カゴ釣りに専念し、私は今はもっぱらイカ釣りだ。

釣り情報 数年前の時刻表のようなもの。タイヤの跡のようなもの。目的の車ははるか彼方の別の場所に移動している。信じてよかったためしがない。夜空に光る星はきれいだが、その光は何年も前に発せられたものなのだ。苦労して見つけた爆釣した場所など、私なら他人にオシエナイ。

釣り 正式には「釣り依存症候群」という病気。自分の可能性の低い将来や所得の低さ、また、現在の満足できない状況や家で泣き叫ぶガキから逃避するために出かける行為を言う。ゆえに釣果などどうでもよく、釣れれば行きたくなるし、釣れなければまた行きたくなる。カフェインやニコチン、覚醒剤と同様、慣習性を伴う危険な行為であり、禁断症状が出る。水たまりを見ても魚がいるような気がする時はすでに重症なので、医師の相談が必要である。エソや巨フグが上がって来るまで巨チヌと思いこんだり、ウツボが上がってくるまで、絶対イシダイに思える錯覚は入院が必要である。このように危険な行為でありながら未だ日本国内で釣りに対する法律の規制は無い。

釣り(船釣り) 前日は良く睡眠を取らないといけないのに寝られない。仕方ないので起きあがって仕掛けなどを作り始めたりする。時間がどんどん過ぎて行き睡眠時間はさらに無くなるが寝られない。同義語に「遠足」や「初デート」などがある

釣り番組 テレビ体操に出てくるオネイサンがすでに痩せている人が出演しているような、ダイエット器具を売っているテレビ通販に出てくる痩せてるモデルのようなもの。見ているだけで自分の釣りのテクニックが上達したような錯覚に陥る。鵜呑みにして「よし!明日行こう!」などと即、罠にはまる。番組は土曜や日曜の朝にあるので無理もない。結果はたいてい悲惨なものである。そんな時に限って、自分の釣り場の近くを子供連れのガキが騒いで走り回ったりする。「おじちゃん、何がつれるのぉ?」などと話しかけられたら発狂しそうになる。そのせいもあるが、大抵、あなたの釣りのテクニックが問題である。

釣りバカ 久し振りに釣りに行く時や、簡単な装備で釣りをしたい時に誘うときに便利な道具(人材)。最近釣れる場所や、あらゆる仕掛けを持ってくるのでスズキ釣りに来たらイカがいた、とか、さびき釣りに来たのに青物がキターという時に、彼はちゃんと仕掛けを持ってきている。「仕方ないなぁ、何にも持ってきて無いじゃないか」といいながら、自慢の仕掛けを分けてくれる。ドラえもんのポケットのような存在。おかげで必要最低限の道具を持ってくれば事足りる。「すごいねー何でも持ってるんですねー」と言えば涙を浮かべるほど顔がゆるんでいる。いや〜、便利だ。

デート 初デートで釣りを選ぶ時は心して行うべし。安価に済むと思って釣りを選ぶと大変な事になる。美人なおねえさんは、トイレに困るのだ。同じ場所でボーッとするのも、すぐ退屈になる。最初はいいが、いちいちエサをつけてあげるのも、いい加減だるくなる。ほったらかすとゴネるし、楽しいはずのデートはどんどん熱がさめてくる。そのうち携帯で誰かに電話してる、「何してんのー?私、どこにいると思う?海よウ・ミ、なーんかさぁ、だるくてさぁ、」聞こえてますよ。やっぱり一人でくればよかったと思うのが関の山。ほら、サビキ、海に入れっぱなしで竿ビクビク動いてるじゃないですか。あれっ、どこ行くの?
但し、交際期間が長い相手で、釣りにもつきあってくれる女性は最高の伴侶となることでしょう。

テグス 自分の金銭の余裕を測る道具。余裕があるときはコマーシャルに出てくるような有名で高価な糸を購入し、持った途端、すでに脳裏には釣れた魚をイメージし、満足する。余裕がない時は500m巻きで幾らの安価なものを購入する。(普段より1号くらい太めのもの。)使用すると「なーんだ、結構いけるじゃん!」などと安心し、慣れてしまう。が、給料日が来ると、また思わず「シーガーグランドマックス」などを買ったりして、「やっぱ、これじゃないとナ!強度も最高、シナリも最高!」などとニンマリする。1ヶ月周期でこの行為を繰り返す。

フィッシュ! ルアーフィッシィング経験者に限り、魚が針に掛かった瞬間に叫ばなければならない呪文。プロの漁師は使わない。また、恥ずかしくていまいち言いづらい時は頭髪を茶色に染めたり日焼けサロン等で肌を焼くと言いやすくなる。

弁当 釣果を上げる手段の一つ。竿を握りしめて何時間も釣れない人はこれを食べている時に限って置き竿が「ガラガラガラ」と魚に引きずられたり、竿先が海面に突っ込んでいたりする魔法の小箱である。同じ効果を表す言葉に「放尿」「脱糞」などがある。

ポイント与次郎店店長 見るだけのつもりで手に取った釣り竿やリールを言葉巧みにレジまで誘導する言語を使う魔法使い。

まぐれ 他人が魚を釣り上げる現象の呼び方。自分が釣り上げる現象を「実力」と呼ぶ。

味覚 自分が釣った魚は何故か他人のより約2倍美味しい。なぜか判らないが、たしかに美味いのだ。他人が釣ったものと自分が釣ったものを刺身で並べて食べても、どういうわけか自分の釣ったものの方が確実にウマい。どうしてだろう。奥さんが料理する時最後に「愛情」という調味料を入れる、そのようなものであろうか。

メイタ 他人が釣り上げたチヌの呼び方。自分が釣り上げた黒鯛はサイズに関わらず「チヌ」と呼ぶ。しかし、会社の上司と釣りをする時は自分の釣った黒鯛は「メイタ」と呼ばなくてはならない。上司が釣った黒鯛はサイズに関わらず「チヌ」と呼ぶ。

麦わら帽子 これをかぶった地元の年輩釣り人には要注意。近づいてきて「釣れるね?」などと話しかける時はたいてい「そこはいつものオレの場所なんだ」といわんばかりに後から来たのに目の前に陣取り、平気で竿を出す。そして必ず近くの他の麦わら帽子のオヤジに「昨日は釣れたなー?○○さんは今日は来ちょらんと?」などと大声で話す。翻訳すると「ここにはオレの場所だし、ダチが大勢いるんだ。よそ者はあっちのほうで釣らんかい」と威嚇しているのである。

冷凍アミ プランクトンの一種を凍らせて販売されているもので、常温で1日以上経つと、この世の物と思えない程の異臭を発生する。本来の使用方法は、恨みのある知人、上司などの車の中(主にトランクの中)に本体や溶けてきた液体、あるいはこれを入れてあった袋などをそっと入れ、素知らぬふりをしたまま翌日以降に復讐を遂げる材料。特に炎天下にはもってこいである。本来なら薬局などで扱うべき劇薬に匹敵するものだが、日本では釣り具店などで簡単に安価で入手でき、法律の規制はない。

谷山の釣具店のオヤジ 商売熱心な釣具店の主人。魚が釣れない状況でも「最近つれますか?」と訪ねると「んー、釣れてるよー」と必ず返事する。が、根が正直なので決して目を合わせない。横を見たまま返事する。そこにいる客の情報なら、やや良い情報を得られる可能性はある。但し、客が正しい場所を教えたかどうかは定かではない。私なら教えない。同義語に「江口の釣り具のおばちゃん」がある。初めて行っても「久し振りだねー」などと話しかけられる。すごい。



「短歌」 2010.4.26新設

 

 コチ釣らば 思い起こせよ底は砂
  磯は遠かじ アラな釣れなそ

    訳:良く考えなさい、マゴチやメゴチが釣れたという事は、その海底は砂地で有ることがわかるでしょう、
      そんなところでは岩地に生息するアラやハタは釣れるわけがないでしょう、さっさと場所移動しなさい という意味
      「菅原道真の「飛梅」(東風(こち)吹かば 匂いおこせよ梅の花 主なきとて春な忘れそ」
       の句の模倣品である。「忘れそ」の「そ」が私的印象(2010.4.26)

 

 生きエビの 料金払う紙幣かな
  我が食するはコインでおつり

    訳:鯛を釣る為の餌の生きエビを買う時に支払う料金はン千円も紙幣で支払っているのに
      自分の食料はインスタントラーメンなどで500円硬貨でもおつりが出る料金である。涙なくして読めない句である。
      (2010.4.26)

 

 良型(りょうけい)を 釣りし帰りは 居酒屋へ
  金を払わば しばし幸せ

    訳:良型(型のよい(大きい)魚)を釣っても、それを料理してくれる奥さんがいないので、
      仕方なく居酒屋などに持って行き、調理代を支払ってでもそれを食し、しばらくの間は幸せを感じる事ができるという
      涙なくして読めない句である。(2010.4.26)

 

 船釣りの 快挙話しにビール持ち
  船の所在は妙に咳き込む

    訳:船釣りで大漁だった話しを自慢げにビールジョッキ片手に話しをするが、「船をお持ちなのですね」という質問には
      急に咳き込んだりして「他人の船」という事を言えない小心者の心を表した句。涙なくして…以下省略(2010.4.26) 

 

 新品の 竿を自慢に帰港して
  外車の中の 我(われ)の車か

    訳:船釣りの最中に、新しく買った竿をさんざん自慢して、いざ帰港して駐車場をみると、
      同乗船のみなさんの車は外車が多く、そのなかにポツリと自分のオンボロ軽自動車があった。
      竿くらいを自慢していた自分が急に恥ずかしくなる、まさしく「井の中の蛙」。涙なくして…以下省略(2010.4.26)